インプラント周囲炎

インプラントを失わないために

インプラントは、埋め込んだ後に正しいメインテナンスを継続することで長期的な使用が可能になります。人工物なので虫歯にもなりません。しかし、もしメインテナンスを怠れば歯周病に似たトラブル「インプラント周囲炎」を招いてインプラントを維持できなくなってしまうかもしれません。

こちらでは、芦屋市の歯医者さん「芦屋M&S歯科・矯正クリニック」がインプラント周囲炎についてご紹介します。正しい知識をもって、インプラントを長く使い続けましょう。

インプラント治療後に異変を感じたら

インプラント治療後に異変を感じたら

インプラントは外科手術によって顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を被せます。「装着したらそれで終わり」ではなく、治療後も経過を大切にすることが必要です。治療後に次のような異変を感じたら、お早めにご相談ください。

インプラントがグラつく
症状
  • インプラントが根元からグラグラしている
  • インプラントが抜けてしまった
原因
  • 衛生状態が悪い環境で手術をおこなったことで感染が起きた
  • 骨との結合期間に患部に外傷を負い、結合が妨げられた
  • 顎の骨に穴をあけるドリリングの際に、熱によって骨が壊死(えし)した  など
被せ物に不具合が生じた
症状
  • 被せ物が外れた
  • 被せ物が欠けた
  • うまく咬めない
原因
  • インプラントと被せ物の接続部分、アバットメントにゆるみが生じた
  • インプラントには天然歯にある歯根膜がなく、咬む力が強過ぎて仮歯に直接力がかかった
  • 咬み合わせが合っていなかった  など
痛み・腫れがある
症状
  • 痛みが長く続いている
  • 腫れが治まらない
  • インプラントのまわりに違和感がある

※通常、痛みや腫れは1~2週間で治まります。

原因
  • インプラントが隣の歯に負荷をかけている
  • 手術の際に神経や血管を傷つけてしまった
  • 衛生状態が悪い環境で手術をおこなったことで感染が起きた  など

インプラント周囲炎とは

インプラント周囲炎とは

インプラント周囲炎とは、いわば「インプラントの歯周病」です。歯周病は、お口のケアが不十分であると歯周病菌が出す毒素によって歯ぐきに炎症が起き、徐々に天然歯を支えている顎の骨や歯ぐきが溶かされていく病気です。歯周病が悪化すれば、歯は抜け落ちてしまいます。

これと同じようにインプラントも、ケアを怠ればインプラントを埋め込んだ顎の骨やまわりの歯ぐきが溶かされ、放置すれば最後には抜け落ちてしまうこともあるのです。

インプラントは正しいブラッシングと定期的な歯科医院でのメインテナンスを継続すれば、かなり長期的に使用できるものです。しかしそれを怠れば、せっかく埋め込んだインプラントを失ってしまうかもしれない……ということを、よく理解しておきましょう。

インプラント周囲炎にならないために

インプラント周囲炎の発症を防ぐには、ご自宅でのケアと歯科医院での専門的なメインテナンスが欠かせません。まずは、自分でできることからはじめましょう。

ご自宅でのケア 歯科医院でのメインテナンス
インプラント周囲炎の原因となる、歯周病菌の棲みかプラーク(歯垢)をきちんと取り除けるよう、毎日適切なブラッシングを継続しましょう。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスなども併用するのがおすすめです。 ご自宅でのブラッシングはとても重要ですが、それだけではすべてのプラーク除去は難しいといえます。とくに歯ぐきとの境目部分のプラークは残りやすいため、歯科医院で定期家的に専門的なクリーニングを受け、きちんと除去することが大切です。

インプラントリカバリーについて

インプラントリカバリーについて

インプラント治療の後には、インプラント周囲炎にならないようきちんとメインテナンスを継続することが大切ですが、もし何らかの不具合が生じた場合には、迷わず早急にご相談ください。

当院では、他院でインプラント治療を受けた方の不具合にも対応しています。当院ではインプラント治療についての専門的な知識および高度な技術を持つ歯科医師が、豊富な経験を基にトラブルに対処し、本来インプラントが持つ機能性の回復に努めます。どうぞ安心してお任せください。